事業を始める際の大事な思考法~まずは自分でやってみること!

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会社を作るにしても個人事業で始めるにしても、事業を始めるというのには勇気もいりますし、簡単にできることではありません。これに、一緒にスタートアップしてくれる人がたくさんいるとか、すでに開業資金は準備できているという場合であれば別ですが、ほとんどの場合、金銭面や人的資源の面では多くを望めない形でスタートするということが多いのではないでしょうか。

起業する、事業開始すると色々な困難が待ち構えていると思います。もちろん始める前にある程度分かっていることもあれば、その時点ではわかっていなかったこともあるでしょう。全てを事前に認識しておくことが望ましいですが、そうではないことも多くあります。

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まずは自分でやってみること

そんな中でスタートアップすると、何かをしようにもそれをやってくれる人がいない、あるいはどこか会社や個人に頼もうにも予想以上にお金がかかってしまい、簡単には依頼できないということもあるかと思います。

例えば、名刺やパンフレットを作る、HPを作る、会社設立のための登記を行う、事業計画を作る、会計をする、広告出稿をする、DMを送る。何をやるにしても専門家にお願いした方が良いものが早くできるのですが、その一方でお金がかかってしまいます。どんな事業を始めるかにもよりますが、スタート時にはこれ以外にも開業資金・回転資金などが必要になってくるので、できるだけお金は使わずにいきたいのが本音だと思います。

そこで大事になってくるのが、自分でやってみること、だと思います。これまでに自分が行ってきたことはもちろん自分でやろうとすると思いますが、それ以外のこと、つまり自分の専門外の分野については誰かにお願いしたいと思ってしまいがちです。

ただ、できるだけ自分の専門外の分野についても、まずは自分で挑戦してみる、という気持ちを持つことが大事だと思います。なぜ自ら挑戦してみることが大事なのでしょうか。理由としては以下2つが挙げられます。

1.自分でやることで、新しい能力が得られる

人材育成やキャリアを考える上で、”Can”,   “Must”,   “Want”   の3つのバランスが大事だという話があります。”Can”は自分ができること、”Must”は自分がやらなければならないこと、”Want”は自分がやりたいことです。

皆さんが起業する、独立する際には”Can”と”Want”を大事にすると思います。おそらく多くの人が“自分がやりたい”こと、そして“自分ができる”ことで事業展開しようとか、集客をしようと考えるはずです。

でもいざ始めようとする時、自分はやりたいわけではないし、できないことなんだけど、“やらなければいけない”ことも出てきます。例えば自分で作った作品を世の中に販売したいと思った時、自分は作品を作ることはできるし、それをやりたいと思っているので、作品作りについては、自分で進んでやっていくと思います。

でも販売するための、場所を作るとなった場合、お店であればおいてもらう場所を探す、あるいは自分で店舗を見つける、作り上げる、あるいはWeb上で販売できる場所を探すことを自分でやらなければならないわけです。

もし、これを自分でやってみたらどうなるでしょうか。自分でやってみて、それがうまくできた場合、自分でできることへと変わります。かっこよく言えば新しい能力・スキルが身についたとも言えます。独立したり、起業したり、個人で事業をやっていく場合、この自分でできることをいかに増やしていくかが大事となります。ちょっとしたことでも自分でできることを増やしていくと、数年後・数十年後には自分でできることがいっぱい増えて、能力・スキルのある人に成長していくことができると思います。

人生を振り返ってみても、今までに色々なことに挑戦してきて、それで今自分ができることはたくさんあると思います。スタートアップというタイミングでもう一度そのチャンスを与えられたと思ってまずは自分でやってみて、できることを増やしていきましょう。

2.自分でやることで、その価値を理解できる

もう1つ、自分でやってみることで良いことがあります。それはできなかった時です。例えば、自分でお店を作って、そのお店のフライヤーを自分で作ってみた、というケースを想定しましょう。

お店の写真を撮ったり、それを元に自分でフライヤー作成してみます。何度も構成し直して、なんとか作ってみたチラシを見てみると、どうも見栄えがよくなかったり、魅力的ではないものになってしまった。別の写真に入れ替えたり、文字を変えたり、配置を見直したりしても、どうもうまくいかない。何度もやり直したけどうまくいかず、その結、別の会社などに依頼して作成してもらって作成することにしてしまった。

こういう場合もあるかと思います。この場合、時間をかけて自分でやったけど失敗してしまった、時間の無駄だったと捉えてしまうかもしれません。でも、そうとも言えないと思います。

なぜなら、自分でやったことで、その仕事の価値がわかるからです。もし、いきなりデザイン会社などにお願いしていた場合、できたものを見て、お金を払って、という流れだけになってしまいます。もちろん、それでも仕事の価値が理解できる場合もありますが、自分でやってみたことによって、これをやるにはこれだけの労力がかかっているんだ、あるいはこれだけのスキルが必要な業務なんだ、というのが体験できると思います。

これがあると、お金を支払うことに対して、これだけの価値があることにお金を払うんだという気持ちが芽生え、仕事の価値とそれに対する報酬を理解しやすくなると思います。

人は、どうしても「なんでこれにこんなにお金がかかるんだ」とか、「原価が安いのにこの値段はぼったくりだ」とか思ってしまうこともよくあります。それに対して自分がやることで、お金を支払ってでもやってもらう仕事というのがわかると思います。

また、ひょっとすると、依頼しようとした会社があまり真面目に取り組もうとしていない、あるいは営業任せでその営業も中身をよく理解していないという場合、もし自分でやっていたら、「自分でやったものとクオリティが変わらない」、「自分が話す内容をこの担当者が理解できていない」と気付いて、この会社には任せないようにしよ判断できるかもしれません。

または仕事を依頼するときでも、業者に丸投げするのではなく、ここを重点的にやってほしいとか依頼方法もより具体的に相手に伝えることができるようになります。

例え自分で出来なくても、その仕事の価値がわかることで、その業務の進め方が変わっていき、より良いものが生まれる可能性が高くなると思います。

やったという経験が大事

もちろん、自分でやることによるメリットは金銭的なものもあります。依頼して作ってもらうのはお金がかかりますが、自分でやれば無料や安価でできます。これも大きな利点だと思います。

ただ、それ以上に自分でやったという経験は大きいと思います。自分でできなかったことができるようになった場合ももちろんですが、自分でやってみて、結果的に出来なかった場合でも、それをやってみたという経験があれば、業者やその他の人に依頼する場合でもやっていなかった時に比べると大きな違いがあります。

自分自身で全の業務をやることは不可能に近く、誰かに依頼することも多いと思います。その場合でも経験は必ず生きてくるので、何はともあれ、まずは”自分でやってみる”という行動方針でスタートすべきだと思います。